同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

2013年03月

   ● vampire lovers




サークル「みじんこ」さんの同人音声作品。
同サークルの「誘惑」シリーズ4作目にあたります。

基本的にはお姉さんに迫られて色々されてしまう
という流れのシリーズですが
今回はちょっと内容が違うようです。



自称魔女さんのお手伝い そのご褒美は?
登場人物は薬草を探している魔女さんと
たまたまそこに居合わせた少年。
薬草の場所を教えてくれた少年に
魔女さんがエッチなご褒美をくれます。

魔女さんの声はやや大人びてはいますが、仕草は結構子供っぽく
いたずらっ子という印象が強いです。

手始めに少年を仰向けにさせてちんこ踏みつけ→足コキ
この足コキがこだわっていて
タイツを履いたまま→タイツを脱いで
生足と2種類のシーンがあります。

「変態」と罵られたりしながら、彼女の足に1回目の射精。
ここまでは終始魔女さんがペースを握った流れになっています。



とっても感じやすい魔女さん
その後だいたい10分頃からSEXシーンが始まります。

最初は木に手をついてバックの体勢。
挿入すると、魔女さんは鼻にかかった甘い声でよがり狂います。
少年をリードしていた序盤の様子とは打って変わって
ここからは滅茶苦茶にされてしまう魔女さんが楽しめます。


体位を騎乗位に変えてもその様子は変わらず
ひたすら大声で喘ぎ続けてくれます。

少年に乳首を責められながら、下から突かれてそのまま中出し。
魔女さんもややアヘった声を上げながら絶頂を迎えます。



さすがふぁんさん、と言える濃厚な演技
この作品の一番のポイントは
魔女さん役である誠樹ふぁんさんの演技にあると思います。
少年を誘惑する魔女さんの声がとても色っぽいです。

例えば
「私のココにあなたのそのおちんちん 入れて」
バックで入れるときに懇願するセリフなのですが
「入れて」の部分だけ囁き声なんです。
これが実際聴いてみると、とてつもなくエロいです。

またSEXシーン以降は、とことん喘ぎまくってくれます。
特にバックシーンでは、魔女さんがたった2分の間に3回イキます。

騎乗位でもとにかく喘ぎ声ずくしといった内容で
ちょっと「ふぁんさん大丈夫?」と心配してしまうほどに激しい。
本人も言われてましたが、やはりかなり疲れたそうです。



喘ぎ声をとことん楽しめる作品
前項でも説明した通り
ふぁんさんの喘ぎ声を十分に堪能できます。
短時間で抜きたい方には、いい作品なのではないでしょうか。

体験版を聴けばなんとなく雰囲気は掴めますので
気になった方はとりあえず聴いてみて下さい。
もうずっとあんな感じですから。

欲を言えば、もうちょっと少年側に強引さがあってもよかったかなーと。
バックから騎乗位に切り替えるときに
魔女さんが「イキそうだから一旦止めて欲しい」と言うのですが
そこを無理やり突き続けて
イかせるような演出が個人的には欲しかったです。

本作には2つほどおまけ音声がついてきます。
「お腹ぐぅぐぅおまけ音声」は、作品の感想を交えながらの雑談で
素のふぁんさんのお話が聞けてかなり癒されます。

「びっくりした事件が発生した瞬間」は
撮影の裏側を録音した音声です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 39:01(本編27:42 おまけ11:19)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります



サークル「Novel-Trance-Lab」さんの催眠音声作品。
まず最初に、この作品は全年齢向けの作品です。
エロの要素は一切ありません。

このサークルさんは、実用的な「癒し」のツールとしての
催眠音声作品を作られているようです。
それだけに、他と比べるとかなり本格的な作りになっています。



「催眠にかかる」ための作品
この作品の最大の特徴は
催眠の導入部分のみで構成されていることです。

作品の説明にもあるように、まず本作品を聴いて
それから好きな音声を聴くという形で使います。

また余計な前振りなども一切なく
開始15秒で早速催眠の指示が始まります。
おかげで総時間が23分28秒と短めながらも
たっぷりと催眠を楽しめることでしょう。



催眠にかかりやすい作品
基本的には案内役のお姉さんの指示に従う形で進められています。
聴き手側は余計な事を考える必要がないため
頭を空っぽにしやすく催眠に集中できるでしょう。

私の場合開始3分ほどで意識がぼんやりとなり
9分ほどで手足が重くぴりぴりとした感覚が生まれました。
催眠にまったく触れたことのない方でも
日常とは違った感覚を味わいやすいと思います。



シューマン共振SE
開始から1分ほどすると
音声の裏に「ブオンブオン」といった感じの、変な音が聞こえてきます。
これが「シューマン共振」の音というやつで
よりリラックスした状態を生み出す手助けをしています。

シューマン共振を簡単に言うと
人間が脳波を出しているのと同様に、地球も微弱な電磁波を出していて
この周波数の電磁波に触れていると
まるで大自然の中にいるような感覚が味わえるそうです。

また人間が瞑想をしたり睡眠をしたりという
「リラックスした状態」にある時の周波数とも非常に近いため
結果大きな癒しの効果が生まれるとか。

確かに実際に聴いてみると
無音の時に比べてトランス状態になるのが早かった気はします。

このへんは個人差があるでしょうからなんとも言えませんが
同人音声でシューマン共振が使われているのは、この作品くらいですので
それだけでも聴いてみる価値はあると思います。



催眠にかかってみたい人には是非聴いてほしい作品
「催眠にかかるってどんな感じ?」
「自分はどうも催眠にかかれない」

そんな方に強く薦めたいです。

催眠にかかりたくない、という強い意思を持たずに聴いていただければ
かなりの確率でトランス状態に入れます。
個人的にはこの作品1本だけでも十分にリラックスできるので
別の作品を後に聴く必要性は感じません。

値段もたったの300円とコスパも抜群。
内容も満点な作品です。

CV:美咲さゆりさん
総時間 25:52(解除パートを含む)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2016年8月21日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/62122221.html



サークル「ajaib suara」さんの同人音声作品。
「キミを誘惑してくるえっちでエロイお姉さん」シリーズの3作目にあたります。

本当はそんなに性に詳しくないお姉さんが
頑張って相手をリードする
というシチュエーションがなかなかに面白いですね。

本作の大家さんは26歳。
声は実年齢よりは幼く聞こえます。



運命的な再会
大家さんが運営しているアパートに新しく来た少年(大学生)は
昔彼女を励ましてくれた想い人。
ある日部屋で彼と他愛もない話をしていると
疲れた彼は寝てしまいます。

大好きな人の息吹や匂いを
間近で感じることに興奮を覚えた大家さんは
その場でオナニーを始めてしまいます。



上手に表現されている心の葛藤
本作品ではモノローグが頻繁に使われていて
大家さんの心境をわかりやすく表現しています。


「オナニーなんかしちゃいけないことはわかってる、でも我慢できない…」

彼に気付かれてはいけないと、必死に声を押し殺しながら
欲求を満たすため指を動かします。

大事なところに指を入れると
我慢できずに「はぁぁ…」と艶めかしい声が。
「イっちゃダメなのに…イクっ」
最後はほぼ声を抑えきれずに果ててしまいます。



せめてきれいな思い出に
オナニーを数回終えた後
彼が起きていることに気付く大家さん。
「もう相手にはしてもらえない。
ならいっそ淫乱に徹して、一日限りの思い出を作ろう」
吹っ切れた彼女は彼を起こし、エッチな行為を始めます。

手始めのキス、これがとても長くて実に9分。
といってもずーっとキスだけというわけではなく
キスをしながら少年は彼女の太ももに股間を擦り付けたり
彼女の胸やアソコをいじくります。

その間にもモノローグが何度も流れるので
聴いている側としては飽きがきません。
また立体音響の処理が施してあって、キスの音があるときは右から
またあるときは左から聞こえてきます。

お互いを刺激し合っていると
やがてほぼ同時に絶頂します。



うれし涙の中で結ばれる
彼女はもう止まりません。
お互いに服を脱ぎ、精液まみれになったペニスをお掃除。

処女なので正直知識も経験もありません。
でも痴女を演じ続けなきゃ。
自分で足を開きオマンコを指で広げて見せつけます。
本心はただただ恥ずかしいの一言、でももう後には引けません。

そして挿入。
キスをしながら、言葉を交わしながらお互いを確かめ合います。
それが痛いけど、気持ちいい。
最終的にはとても愛のあるSEXとして締めくくられています。



エロさ抜群 ストーリーも良質な作品
恥ずかしい思いに必死に耐えながら
自分の思いを遂げようとする大家さんがとても可愛いです。

ストーリーはベタではあるものの
あまあまで非常に心が満たされる内容でした。
痴女を演じるといっても、SMの要素は一切ありませんのでご注意ください。

大家さんを演じたのは澄川桃子さん。
彼女の人物像をうまく声にあらわしてくれています。
特に喘ぎ声が秀逸で、興奮しているときのやや不規則な吐息や
イキそうになったときの、ややアヘった声が非常に興奮を誘います。

総時間 1:21:16


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります



サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。
催眠作品にはそれぞれイメージとなる
テーマが設けられているものがほとんどですが
その中でも「お酒」にスポットを当てた作品というのは珍しく感じます。

本作は途中のエッチシーンが2パターンあり
セルフとパイズリフェラのどちらかを選択します。



「酔い」から「催眠」をイメージする
バーテンダーのお姉さんが出すお酒の味や香りをイメージさせ
そこから催眠状態に持っていくという流れになってます。

確かに酔った時の感覚と
催眠時の感覚は通じるところがあるかもしれません。
お姉さんの声はとても穏やかで
聴いているとお風呂に浸かって浮いているような
そんな安らぎを感じることができます。

ただ催眠作品によくあるような
「肩の力を抜いてください」とか「深呼吸してください」といった
催眠にかかりやすくするようにする指示は、導入時には特にありません。

そのため、聴き手が催眠にかかるには
聞こえてくる音声以上の想像力が必要かもしれません。



大いなる安らぎの中で、果てる
客が目を覚ますと
そこにあるのは少年になった自分とお姉さんだけの世界。
お姉さんは優しく、温かい口調で
少年にエッチな遊びの手ほどきしてくれます。

基本的には癒しを誘う雰囲気でありますが
お姉さんのセリフは淫語たっぷりなため
じわじわと股間が熱くなる感覚が味わえます。

セルフとパイズリフェラのプレイは
どちらかというと後者の方が激しい印象。
といってもちゅぱ音の量に差がある程度で
どちらもゆっくりとした調子で射精へと誘ってくれます。

パイズリフェラはおっぱいを擦り付ける音は無くフェラ音のみのため
パイズリ部分を想像するのはちょっと難しいかも。



催眠作品としては上級者向け
催眠よりは「癒し」に力を入れた作品と言えるでしょう。

おそらく初心者だとまず催眠にはかかれません。
ただ、想像力を膨らませることのできる流れには作られていますので
場数をそれなりに積んだ方ならばいけるかもしれません。

一方癒しの要素はかなり充実していて
最初のパートを聴いているだけでも
そのまま眠れるほど落ち着きます。

全体を通して非常に穏やかな空気が流れており
リアルで疲れた心を潤してくれるでしょう。
お酒好きな方ならより楽しめるのではないでしょうか。

声の担当は霜月優さん。
バーテンダーの時ははきはきとした礼儀正しいキャラ
お姉さんの時はとても優しく
すべてを包み込んでくれるようなキャラを演じられています。

共通パートの総時間 44:39
セルフ 7:15
パイズリフェラ 10:07


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります



サークル「300y's」さんの同人音声作品。
名前の通り、このサークルさんの作品はすべて300円で販売されています。

それにしても300円って利益出るんですかね…
同人は一部サークルを除いて、ほぼ儲からないことは知っていますが
比較的ランニングコストのかからないダウンロード販売だとしても
この価格はちょっと心配してしまいます。



性技は立派な淑女の嗜み
舞台は国立大日本保健体育女学校。
お国のため、全国の殿方のために日々性交渉の技術を磨く学校です。

「帰ってきた」とあるようにこの作品は
乙女、保健体育ヲ学べ -性技習得ハ淑女ノタシナミ-
という作品を元として作られているそうです。

今回は初頭学級の吐精課程として
「手コキ」をイラストに描いてある女性教師が教えてくれます。
実際の声は見た目に比べると大人っぽい印象かなと。



内容はエッチでもやってることは授業
授業は実演形式で、先生と生徒全員に裸の男性がつき
先生がやって見せたことを生徒が真似ます。

といっても、生徒がプレイしている状況はほとんど描かれていませんので
先生の説明と、熟練した性技にのみ集中することができるようになっています。

また、先生はわかりやすいように
語句を区切って非常に丁寧に教えてくれます。
「男性器を見たときは、大きさが平均以下でも『大きい』と褒め称えることが大事」
…うん、間違ってはいないと思う。
思うんだが、そう言われるとなんか凹むなぁ。



授業らしさを出すための数々の演出
いくつか注意点を述べた後
実際に手コキをやって見せます。

特徴的なのが、この時男性器を擦る音と一緒についてくる雑音。
最初聴いているうちは
「これは録音をミスったのかなー」と思っていたのですが
よく考えてみるとここは教室
しかも室内には数十人の人間がいて、みんなで男性器を扱いてます。

つまりこの「雑音」は雑音ではなく
教室らしさを出すための「生活音」なのです。


その他にも授業を開始する際のチャイム
ドアを開ける/閉める音、先生が壇上へと歩く音
生徒が立つために椅子をずらす音、教科書のページをめくる音など
細かく効果音に気を使っていることが窺えます。



エロく、かつ麗しく
実際のプレイは9分頃から始まって
通常の手コキ→唾を垂らしてやや激しいストロークへ。
もちろん優しい言葉責めを欠かしません。
間もなく一回目の射精を迎えます。

射精音は効果音ではなく先生が「どぴゅっ、どぴゅっ」と言ってくれます。
ここまでで3分30秒ほどで、間を置かず2回戦へ。
2回目は淡々とした口調の先生にも
艶っぽさが見られるようになります。

「おちんぽ、しこしこ」「きんたま、もみもみ」
再び勃起した男性器を見て
うっとりとした吐息とセリフがエロいです。

「いつでも構いませんから 今度は私のお口めがけて 吐精してくださいね」
先生の淫語と手コキにより
割と短時間で今度はお口に2回目の射精。
淑女として、精液を愛おしそうに飲み干してくれます。
このシーンは特に精液をすする音が興奮を誘います。



短いながらも楽しめる作品
あくまでこれは授業であることを前面に掲げ
エッチな事に真剣に取り組みます。
淡々とした声で淫語を連発する先生に
じわじわと興奮が湧き上がりました。

「手コキ」にプレイを絞り込み、密度を上げている点もいいですね。
逆に言えば、手コキだけでは満足できない方には厳しいかもしれません。
ただ最低でも価格分は十分に楽しめると思います。

こちらは次回作も出ていまして
今度はフェラチオがテーマだそうです。
もっと激しいプレイを好む方は
そちらを検討してみるのもいいかもしれません。
上手な精液の搾り方:二限目

CV:蒼紗さん&さくら真咲さん
総時間 24:08


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

サイトを開設して2日目に
テンプレートのレイアウトを変更
4日目にレビューのデザインを変更と
まだまだサイトの形が定まらない状況です。

最初、テンプレートをメニューが左にある2カラムのタイプにしたくって
(個人的に記事は右に表示したほうが見やすかったから)
一覧の中から自分なりによさげかなと思ったものを
選んで使っていたのですが
デザインが黒を基調としたものだったおかげで
サイトがとっても暗い雰囲気に。

全体的な色の変更を試みたものの
画像を使っている部分にどうしても黒が残ってしまう。
というわけで急遽別タイプのデザインも含めて候補を探し
結果こちらに変わりました。

詳しくは後述しますが
以前運営していたサイトがここと同じく青と白で構成されていて
爽やかなイメージがするってことでかなり気に入っていました。
少なくとも暗いとか、重いとかいった印象とは
ほど遠くはなったのではないでしょうか。

デザインについてはまだまだ改善の余地が沢山あります。
具体的にはトップ絵とか。

自分に画才があればオリジナルの絵を描いて載せるところですが
残念ながら私の絵の技術は非常に乏しいです。
やっつけではありますが、適当な画像を作成してひとまず貼ってあります。

元々動画編集の経験はそれなりにあって
画像の加工なんかはそこそこできたりします。

私が諦めることなく続けられて
その結果、サイトがそこそこの大きさになれた場合は
然るべきところに依頼して作ってもらうつもりです。
一応こんなトップ絵にしたい、という構想は既に出来上がっています。

久しぶりにやったけどやっぱりサイトを作るのは面白い。
前に作ったのは今からおよそ8年前。
とあるオンラインゲームの情報サイトを立ち上げていまして
確かトップページの1日のアクセス数が3000くらいでした。

30万ヒット記念なんてのをやっていたのは覚えているので
それくらいの規模のサイトまでは、今でも運営できると思います。

サイト自体は今も残っていますが
私がそのゲームを辞めるにあたって
管理人を別の方に交代しているので、もう管理権限はありません。
当サイトもそこには遠く及ばずとも
そこそこの規模までは育てたいものです。




サークル「招き★ネコ」さんの同人音声作品。
最近世間でも認知度が上がってきている人外モノです。

このジャンルの代表作品と言えば
やはりもんむす・くえすと!でしょう。
男の子(大体のケースで童貞)が
モンスターのお姉さんに犯されるという内容が多いですね。

同人音声の世界でも、結構古くから
こういったシチュエーションの作品が出されています。



家出少年に声をかけてきた娼婦 その正体は
登場人物は両親と喧嘩して家を飛び出した少年と
体でお金を稼いでいるお姉さん。
少年が気に入ったのか、お姉さんは彼をお部屋に招待します。

やり取りをしているうちに
少年は彼女がヴァンパイアであることに気づき
そして彼女からある選択を迫られます。

「人間として死ぬ」か、それとも「ヴァンパイアとして生まれ変わる」か。
結局少年は後者を選択。
ヴァンパイアへと生まれ変わるための儀式が始まります。



主導権を握っているのはあくまでヴァンパイア
ヴァンパイアは基本的には優しく
妖艶な声で少年に語り掛けてくれます。

しかし、それは少年が彼女の思い通りになっている範囲内での話。
そこから一歩でも出ようとすると
切り裂くような非常に厳しい口調へと豹変します。

少年は最初彼女に恐怖を覚えますが
その恐怖が次第に快感へと変わっていく様子が、作品を通して見て取れます。



プレイ内容は時間の割に多彩
プレイに入るまでのやり取りが15分ほどあるため
実際のプレイは35分ほど。
そこまではキスシーンが少しある程度です。

耳舐め→乳首舐め→唾液を絡めての手コキ→フェラ→パイズリ→おっぱいに射精
というのが前半戦のおおまかな内容(時間にしておよそ20分)。

全体的にプレイ自体に割かれている時間は短めで
シチュエーションの説明や、言葉責めに力が入れられています。
ただプレイのクオリティは高く
それだけにもうちょっとやって欲しかったなーと少々残念です。

特にフェラシーン後半のバキュームフェラはとても激しく
まさに「吸い上げられる」という感覚を味わえます。


またラストのパイズリも、ヴァンパイアから
「言いなさい。『お姉さんのおっぱい最高です』って」
といった服従の態度を示させる命令がいくつも飛んできます。
このへんはまさにM属性向けの内容と言えるでしょう。



文字通りお互いを貪り合う
後半戦はベッドに移動してのSEX。
ここので体位が騎乗位というのも
「ヴァンパイアが上」であることをを印象付けます。

さらにヴァンパイアは
腰をお互いの性器が触れ合う程度の位置に落とすだけで何もせず
「入れたいなら、自分で腰突き上げなさい」
「お姉さんに屈服して、童貞を捧げるのよ」

と心身共に服従することを要求します。

そして、既に快楽に堕ちてしまっている少年は
自分の意思で童貞を捧げます。
SEXシーンも3分30秒程度と短めながら
ヴァンパイアのイった時の声と息遣いが非常に艶めかしく
この部分だけでも十分抜けるでしょう。

その後お互いの血を吸い合い
少年がヴァンパイアに生まれ変わったところで終了します。



人外モノとしては非常に手堅い内容の作品
若干以上のM属性を持った方ならより楽しめると思います。

確かに終始主導権をヴァンパイアが握ってはいるのですが
彼女なりのやさしさなのか
ところどころ最終的な選択権を少年側に委ねています。
上記の要素から、比較的M度は低めに設定されているかもしれません。

また人外モノの割に非常にソフトな内容であるため
この手のジャンルが初めての方でも問題なく聴けます。
ハードなものだと、最後に食べられたり消化されちゃいますからねぇ…

CV:伊東もえさん
総時間 50:18


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります



サークル「防鯖潤滑剤」さんの同人音声作品。
アイドル新谷美波のファン感謝デーとして
彼女自ら様々なご奉仕をしてくれるというストーリーです。

CDを購入した枚数によって、より良いサービスを受けられる
というA○B商法をイメージさせる内容が時代を感じさせますね。

作品は7つのパートに分かれています。
OPとEDパートは、挨拶や説明といった事務的な内容のため省略。



1、美波を見てオナニーコース(13:51) 参加者30名
ルールとしてここでは美波へのお触りが禁じられているため
参加者は美波のエッチなポーズを見ながら
興奮を高めて彼女に発射します(精液をかけるのはOK)。

特徴的なのが、3人同時や7人同時に射精するシーン。
こういう所謂「ぶっかけ」のシチュエーションというのは
同人音声では珍しいかもしれません。



2、美波に命令コース(12:16) 参加者数は不明
「おちんぽ」「おまんこ」といった淫語を連発してくれることと
オナニーを見せつけてくれる点など
先ほどよりはエスカレートした内容になってます。

淫語で罵ってくれるシーンもありますが
アイドルっぽく演技するためか非常に控えめです。
美波がオナニーでイクのに合わせて、全員でぶっかけて終了。



3、美波でオナニーコース(11:58) 参加者4名
パイズリ、右手コキ、左腋コキ、足コキと
4人が美波の体を使って己の性欲を満たそうとします。

状況的にちょっと美波には大変そうではありますが
そういった顔は微塵も見せず
ファンのために肉オナホに徹するところに、彼女の健気さを感じました。



4、美波がおしゃぶりコース(13:41) 参加者2名
それぞれのおちんぽの感想を言いながら
交互に舐め上げるところがなかなかにエロいです。

ただ、フェラチオシーンにしては
若干ちゅぱ音が少ないかなーとは思いました。
バキュームフェラもしてくれますが
それをイメージするのはちょっと難しいです。

最後はほぼ同時に美波の口内にフィニッシュ。
そして、吐き出された精液を
ごくごくとおいしそうに飲み込んでくれます。



5、とってもスペシャルな秘密のコース♪(13:22) 参加者1名
おおよそ想像のつく通り、美波とSEXできるというサービスです。

このパートはまさにスペシャルの名の通り
美波の態度からして、今までのサービスとはがらりと変わります。

まず彼女の声がとてもしっとりとしていて、喘ぎ声も艶っぽい。
今この間だけは、新谷美波はあなただけのものであることを表現しています。

フェラ→乳舐め→腋舐め→太もも舐め→クンニ→生挿入→中出し
とまさに至れり尽くせりなプレイ内容。
行為のときに見せる仕草もとても切なそうで
聴く側も非常に興奮できる出来になっています。



アイドルものとしてよくまとまった作品
1~3のコースにもどかしさを感じる方もいるかもしれませんが
アイドルという単語自体が「偶像」であることからもわかるように
基本的にファンにとっては、どうやっても手の届かない存在です。

だからその存在に自ら触れたり
ましてや己の精液で汚したりする行為は
ファンにはたまらない興奮と達成感を
与えてくれるのではないでしょうか。


と、正直アイドルに詳しくない人間なりに、解釈をさせていただきました。
アイドル好きの方間違っていたらすいません。
個人的には、おしゃぶりコース最後の精飲シーンが一番興奮しました。



「アイドル」を意識した演技が光る
美波の声を演じているのは彩瀬ゆりさん。
丁寧でやさしく、かつ初々しさを感じさせる声が
美波によくマッチしていると思います。

あと時折出てくる「あはっ」とか「えへへっ」といったセリフの演技が
実にアイドルっぽくていいですね。


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります



サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

有名な「ささやき庵」シリーズ最初の作品になります。
調べてみたらこのシリーズは現時点で41作品もあるそうで
それだけ人気があるということなのでしょうか。
実際クオリティの高い作品ですし
そのうち全作品を聴いてみたいものです。

ささやき庵とは、その名の通りささやきを主体としたリラクゼーションスポット。
客は多くのささやき小町の中から一人を選び
色々な癒しのサービスを受けることができます。
今作品は「基本コース」「オプション」「おみやげ」の3部構成。



1、基本コース(約22分)
双葉に膝枕をされながら右→左の順に耳の中をお掃除。
挿し絵には耳かきをもった少女が描かれてはいますが
今回は耳かきではなく除菌された綿棒でこしょこしょしてくれます。

綿棒を入れた時の音が割とリアルで
聴いている側もこそばゆく感じてしまいました。
特徴としては右耳を掃除しているときは右側
左耳を掃除しているときは左側からのみ音が聞こえてくる
ところ。

確かに膝枕をしてくれている場合
反対側は塞がれてしまいますから当然聞こえずらくなりますね。
その辺のリアリティーを出している点は面白いと思います。
このパートにはエロの要素は一切ありません。



2、オプション(という名のメイン)(約24分)
ささやき庵ではお客様を楽しませるために
耳かき以外にもできる範囲で癒しのサービスを提供してくれます。

今回双葉のしてくれたサービスは添い寝しながらの手コキ
客の右側に寄り添い、至近距離でささやきながらご奉仕してくれます。

このパートでは双葉のセリフはほとんどがささやき口調で
これがまたとても素晴らしいです。
ややかすれたささやき声と息遣いが非常にリアルで
本当にすぐ隣にいるような感覚を味わえます。

客がおっぱいを揉みたいと言うと
恥ずかしがりつつ了承してくれるところも実に愛らしい。
時折喘ぎ声を漏らしながら、客の興奮を高めるためにエッチな言葉を発しつつ
丹念に扱いているとやがて双葉の手の中でフィニッシュ。
疲れ果てて眠りゆく客をやさしく見守ってくれます。



3、おみやげ(約17分)
眠りから覚めた客に対して、双葉が今度はフェラのサービスをしてくれます。
このパートは双葉のセリフが極端に少なく
ほとんどがちゅぱ音と呼吸の際に漏れる吐息のみ。

サービス自体も前半は甘くやさしく
後半は深く激しくといったように緩急がついていて飽きがきません。
特に後半はほぼセリフがなくなり
激しいちゅぱ音とやや苦しそうな双葉の息遣いが興奮を誘います。

フェラは次第にペースを速めていき
最高潮に達したところで双葉の口の中に発射します。
そして射精後の客のモノを2分以上かけて丹念に
実に丹念にお掃除してくれます。




1作目にして非常に完成度の高い作品
全体として非常に甘く、そして温かい時間が流れていくとても癒される作品でした。

双葉を演じているのは紅月ことねさん。
世間では「ことね様」として崇められている非常に有名な方です。

ただことねさんと言うとどちらかといえば
「罵られたい」って思う方の方が多いのではないでしょうか。

今作ではそういった要素はまったくなく
丁寧で優しいキャラを演じられています。
今年に入って残念ながら休業されているとのことですので
是非一日でも早く復帰してほしいですね。
(2013/7/22追記 現時点で既に活動を再開されています)

それにしてもこの人の演技は本当に凄い…
おみやげの最後の射精シーンで体中がゾクゾクっとしてしまいました。
催眠でもないのにこんな体験をしたのは初めてです。


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります



サークル「DGらいおん」さんの同人音声作品。
パッと見たときに、やはりこのジト目のメガネっ娘に惹かれました。

正直クール目の声の子なんだろうと思っていたのですが
実際はかなりあまーい声のキャラクターです。

DLsiteの作品ページには
これ以外にも女の子のイメージCGが掲載されていまして
そこにはジト目でないノーマルな女の子の画像もあります。
それを見るとこの声の方が合ってるのかなって思いました。

作品は5個のパートに分かれています。
私は効果音ありの方を聴きました。



1、本を読みながら面倒くさそうに、手こきで性処理サービス(約15分)
ある日、主人公(先輩)が本の貸し出しをすると
「ポイントが貯まったのでサービスを受けますか?」とのこと。

受けると言うと、別の場所へ連れていかれて
手コキのサービスをしてくれます。
手コキは最初片手で→本を読みながら片手で→両手でフィニッシュという流れ。

先輩のモノを触ったときのセリフから
彼女がこのサービスをするのは、先輩が初めてなのでしょう。
「めんどくさい」と言い、ため息をつきながらも
最後まできちんとお世話してくれるのは
彼女なりのやさしさなのかもしれません。

やや淡々とした口調ながらも
「ペニス」や「射精」といった淫語を随所に散りばた言葉攻めと手コキで
先輩を絶頂へと導いてくれます。



2、オナニーを観察、実況されながら罵倒されたい!(約13分)
先の体験が忘れられなくて
女の子にオナニーの実況をお願いする先輩。
渋々ながらも結構細かいところまで実況してくれます。

しばらくすると物足りなく感じたのか
それとも本当にめんどくさくなったのか
「余計な事考えないで、さっさと精液絞り出してください」と先輩に催促。
女の子の顔にペニスを近づけ
かけているメガネに擦り付けながらフィニッシュします。

結果精液が彼女の顔にもかかってしまいますが
あまり怒らずに彼女は部屋を出ていきます。



3、オナホで溜まった精液を搾精してもらいたい!(約16分)
上のお話から1か月後、先輩にオナホールで奉仕してあげようという内容。

事前にメールで彼女から1か月オナ禁の命令を受けていたそうで
今回はそのご褒美になります。

ローション&彼女の唾液を塗りたくったオナホに挿入し
ゆっくり目のストロークと軽めの言葉攻めでまずは一発。

その後間を置かず今度は激しめのペースでもう一発。
2発目は射精後の敏感な状況下ということもあってか
彼女も1発目よりきつめの口調で先輩を攻め上げます。



4、オナホ素股で性処理させてもらいたい!(約12分)
女の子が官能小説のレイプシーンを疑似体験したいから手伝って欲しいとのこと。
そこで彼女の太ももにオナホを挟み、後背位で先輩が挿入します。

官能小説を実際に読み上げてくれるので
今までよりもエロいセリフや喘ぎ声も登場します。

彼女は途中で飽きてしまいもういいと言うのですが
結局消化不良な先輩に最後まで付き合ってあげます。
今までの中では一番甘めの口調で攻めてくれます。



5、ソフトクリームを舐めるだけ(約6分)
名前の通り、先輩からもらったソフトクリームを女の子が舐めます。
ですがこれ、明らかに別のモノを想像させる舐め方です

ちゅぱ音やら「濃くておいしいミルク」やら
そちらを想像させるように作ったのでしょう。
ノーマルな方はこのパートが一番興奮するかもしれません。



やや訓練されたM属性向けの作品
2人の肉体的な接触があるのは最初のパートだけで
先輩は基本女の子に触れることすら許されません。

女の子は先輩に対して面と向かってため息をつきながら
「気持ち悪い」「最低」といった言葉を浴びせますが
先輩はそんなところにすら快感を感じ、やがて絶頂を迎えます。

そしてそんなどうしようもない先輩を
本当の意味で嫌っているわけではない彼女の一面も窺えます。
本当に嫌っているなら
一緒に帰ったり、食べかけのアイスをあげたりしませんから。

彼女のため息には、先輩に対するちょっとした残念感が含まれているのだと思います。



ため息ばかりなのになぜか明るい空気
声の担当は月宮怜さん。

彼女の声と演技のおかげで
一見暗めの雰囲気になりそうなストーリーにも関わらず
どこかほのぼのとした温かさを感じる作品に仕上がっています。


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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