同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

催眠にょナニー(女体化催眠)

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。
女体化をテーマとした、同サークルさんの最初の催眠音声作品です。

本作品は事前に聴き手の理想の女性を具体的に頭に焼き付けておき
作品内でその女性に変化させることで
聴き手のイメージを容易にしているところが特徴です。

女体化のハードルの高さは、女性の感覚をイメージすることもさることながら
自分が女性になった際の具体像を思い浮かべるのが難しい所にもあります。
そう考えると、本作品は女体化初心者向けの作品と言えるでしょう。



憧れの女性になるために
お姉さんの催眠で自分が理想とする女性になり、オナニーをするお話。

「これからあなたを 催眠状態に導いていきます」
お姉さんはゆっくりとした口調の、か細い声の女性。
彼女自身の自己紹介をする暇もなく
主人公にいきなり横になるように指示をしてきます。

冒頭で書いたように
本作品の女体化の対象は「自分が理想とする女性」です。
2次元でも3次元でも構いませんから
好きな女性や女性キャラの画像を見て、その姿を頭にインプットしましょう。
それが鮮明であればあるほど、女体化後のイメージが楽になります。

催眠はおよそ17分間。
まずは腹式呼吸(深呼吸)をしながら、彼女の声に耳を傾けていきます。

開始から30秒ほどすると
鐘の音をぼかしてエコーをかけたような、不思議な効果音が流れ始めます。
この音を聴いていると、何やら小刻みに頭をゆすられているようで
私は3分ほどで頭がぼんやりとしてしまいました。

「体についている余計な考えや思いを 捨てていっちゃおうね」
お姉さんは女性として新しく生まれ変わるために
今の自分の心と体をすべて投げ捨てて、裸になるように促してきます。

彼女の声と効果音に身を委ねていれば
自然と頭が空っぽになり、一時的に今の自分を忘れることができるはず。
「脱ぎ捨てなきゃ」とか無理に考える必要はありません。

ここまででおよそ8分が経過し、残りの時間で女体化を行うことになります。
姿かたちについては具体的なイメージが可能ですから
あとは自分がその姿になったらどうなるかを想像し、この先のエッチに備えましょう。

聴く前は催眠と女体化を17分で行うのは難しいと考えていたのですが
効果音のおかげで、短時間の割には思ったよりずっと深く催眠に入ることができます。
女体化も具体的な材料があるおかげで、イメージしやすいのではないでしょうか。



彼女と向かい合いながらのオナニー
エッチシーンは4つのパートに分かれており、合計で18分30秒ほど。
プレイはオナニーのみとなります。

効果音はシーンに応じて、粘性の高いややリアルなくちゃ音が流れます。
セルフは女体化ですからありません。

「私たちはお互い通じ合ってる 愛し合ってるんだよ」
鏡の前に立ち、そこに映っているお姉さん(=自分)と向き合いながら
彼女の指示に従って己の体を慰めることになります。

エッチは主人公の状況や感情の推移などを
お姉さんが説明するような形で進められ
その合間合間にくちゃ音や喘ぎ声が聞こえる感じです。

プレイそのものよりは、雰囲気に浸ることで気持ちよくなるように作られていますから
ここでも想像力がカギを握ることになります。

途中で感度上昇のためにカウントダウンを行ってくるなど
エッチに入っても催眠は続きます。
催眠に深く入っていればいるほど
最後の連続絶頂でより気持ちいい感覚を味わえるでしょう。

もちろん女性での絶頂ですから、ドライオーガズムを目指すことになります。
私の場合、カウント中は会陰部のあたりがきゅーっと締まって
カウント0になるとそこにぱぁーっと甘い感覚が広がり、それが1分程続きました。



コンパクトにまとめられた女体化作品
1時間を超える長い作品の多い女体化音声の中で
45分と比較的お手軽に収まった聴きやすい作品です。

この手の作品に多い、自分の体を女性に変化させていく形式を敢えて避け
都合の良い女性をそのまま持ってくることで
リアルさは失われましたが、イメージの難度が格段に下げられています。

結局どうあっても自分が女性になることは不可能ですし
それならいっそこのような形にしてしまった方がいいのかもしれません。
具体的に想像できる材料があるのはとても大きいです。

催眠は効果音がかなり強力で、これだけでも自然に意識がぼやけてしまいます。
女体化は変化ではなく変身と言った方がいいでしょう。
ちょっとした儀式を通過すると、女性になった自分がそこにいる。
そんな感じで、初心者向けだと私は思います。

エッチは4パート中2パートが催眠的な内容だったりと
催眠要素が強めになっています。
「脳だけでイク」という感覚はなかなか難しいものなのですが
未経験の方でもこの作品なら、そのきっかけを掴めるかもしれません。

反面、純粋なエロの要素は少なくなっています。
喘ぎ声やくちゃ音は鳴りはするものの
合間合間に3秒程度が数回鳴る感じで、継続して聴けるタイプではありません。
淫語も口調が客観的なおかげで、興奮には繋がりにくいかなと。

まとめるとハードルが低めな女体化音声です。
女体化に興味のある方の入門用として、丁度いい作品だと私は思います。

CV:桃華れんさん
総時間 45:06


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2017年8月22日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/72178351.html

クールにデレる体の小さないもうと

サークル「MooNSHINeR」さんの同人音声作品。

今回登場するキャラは、音声作品ではなかなか見かけないクーデレです。
普段は淡々として落ち着いているのが、とあるタイミングが来ると一気にデレる。
そのギャップにぐっとくるのが人気の理由だそうです。

本作品に登場する女の子もその例に漏れず
本当に落ち着いた声で、日常のことから愛の告白まで行います。

そんなキャラがエッチになると小動物のような可愛い喘ぎ声を上げる。
このギャップが際立っているのが本作品の特徴です。



家族ではなく異性として兄を愛する妹
クールな妹が実の兄とエッチをしてしまうお話。

「兄よ 一つ聞きたいのだが 午後から何か予定はあるだろうか?」
妹は実年齢に比べると大人びた、とても落ち着いた声で話す女の子。
兄に対してもかなり他人行儀な言葉遣いをする子で
先日あったとある出来事を兄に報告することにします。

「さすがは私の好きな兄だな そういう優しさは 愛するに値するぞ」
妹は作品のタイトル通り本当にクールで
愛の告白と思われるセリフであっても、淡々とした口調でさらりと言ってのけます。
それだけ自分の気持ちに自信を持っているのでしょう。

「私は兄が好きだ 兄以外の男子に この言葉を囁く気にはならん」
彼女の言葉は清々しいほどにストレートで
その通りの意味以外に解釈しようがありません。
だからこそ、聴き手の心にも深く突き刺さります。

もじもじして言葉を区切りながらの告白もいいですが
こういうタイプの告白も面白いですね。
何の迷いもない彼女の口調には、兄に対する想いの深さを感じます。



エッチでは一人の少女に戻る妹
エッチシーンは9パートほどあり、合計でおよそ46分。
プレイはキス、愛撫、クンニ、手マン、フェラ、SEXとほぼ一通り揃っています。

効果音は鳴りそうなシーンすべてで流れます。
クンニでもきちんとちゅぱ音が入っているのはいいですね。

「私は… 私は 兄と近親相姦がしたいと 思ってるのだが」
自分の想いを伝え、それを兄に受け入れてもらえたことに安心した妹は
心だけではなく体でも繋がるため、少しずつ性の階段をのぼっていきます。

妹は性格がしっかりしていても体はまだ少女ですから
基本的には兄にリードされるような形でエッチは進められています。

ここでは妹の普段と大きなギャップが一番の聴きどころになるでしょう。

兄に突然キスをされて戸惑ったり、乳首に触れられて小さく叫んでしまうなど
妹はエッチになると、女の子として年齢相応の反応を示してくれます。

そして感じる時の彼女の声がとても甘い。

「クリトリス凄いっっ! そこ舐められると 体が跳ね上がっちゃって 声抑えきれなく」
おまんこを初めていじられた時の反応なども非常に初々しく
彼女が少しずつ女になっていく様子を聴いていると
自然と股間が熱くなってしまうでしょう。

また、プレイの合間合間のセリフには、兄に対する妹の純粋な愛が感じられます。

「愛する兄に 身も心も捧げたいと思う 近親相姦願望まみれの妹だ」
「私はいいのだよ 襲いかかられても 避妊されなくても」

妹はこれが近親相姦という禁断の行為であることを十分に理解しており
それでも尚一生兄を愛し、自分のすべてを捧げる覚悟を既に持っています。

「動いてくれ 好きなように 私の膣で 気持ちよくなってくれ」
山場となるSEXシーンでは、彼女が兄を満足させるため
体に走る痛みを必死に耐える様子がとても健気に映ります。

このように、キャラやシチュを活かした
ストーリー性の高いエッチを楽しむことができます。



清々しいほどにまっすぐな作品
妹の兄に対する愛情の強さがとてもわかりやすく表現されており
それが深く心に残りました。

全体で10のパートに細かく分けられているおかげで
インターバルに当たるような無駄な部分がなく
そのシーンだけを楽しめるように作られているのはありがたいです。
ボイスドラマの名の通り、ストーリーがしっかりとしています。

エッチはキスから始まりSEXに至るまでを、手順を追うような形で進められています。
キス、フェラといったちゅぱ音中心のパートと
クンニ、SEXなど喘ぎ声中心のパートのバランスが取れており
様々なニーズに対応できる内容と言えます。
純愛モノですから誰でも聴けるでしょう。

妹は本当にまっすぐなキャラで、何よりも兄の意向を最優先します。
今この関係を公表しないのも、SEXの時に避妊をするのも
すべては兄に迷惑をかけないためです。
そしてもし彼が望むのなら、今すぐにでも孕む覚悟すら持っています。
ここまで自分を犠牲にできるのも、愛の力なのでしょうか。

CV:木下鈴さん
総時間 1:17:51


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
妹のキャラはクーデレより素直クールの方が当てはまると思います。
タイトルとキャラに若干のズレがあるため
少しマイナスをさせていただきました。

前編では主に催眠音声を聴く前のことについて書きました。
中編と後編では実際に作品を聴く際に
気を付けた方がいいことに焦点を当てていきます。

内容的に前回と若干被る部分があるかもしれません。
その点についてはご容赦ください。



3 無理にすべてのセリフを聴く必要はありません
催眠音声の多くは、1人の人物が聴き手に対して語り掛けてきます。
ただ、ごく稀に2人以上登場するものも存在します。

代表的な作品だと
双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」や「双子 白」が挙げられますが
このようなタイプのことを、作品名を取って「双子形式」と私は呼んでいます。
(正式名称を調べても見つけられませんでした。無いのかもしれません。)
そしてこの双子形式には名作が多いのです。

双子形式の最大の特徴は、2人が左右から別々の内容を語り掛けてくること。
大抵の作品は右・左の担当が決まっていて
掛け合いをやるような感じで進めてくれるのですが
実際聴いてみると、音のうねりによって非常に不思議な感覚を得ることができます。

左右から別々の言葉が生まれるわけですから
聴き手は作品の流れを掴むため、それを追っていくことになります。
ここで大事なのが「すべてのセリフを無理に聴こうとする必要は無い」なのです。

すべてのセリフを追おうとすると、当然頭の回転数が上がります。
でも、催眠というのは意識をぼんやりとさせることですから
結果的に相反する行動をとってしまうことになるわけです。
「催眠にかかろうとしていたのに、逆にかかれなくなった」
これでは本末転倒です。

じゃあどうするか。
最初のうちはどちらか片方を決めて、そちらだけ追っていくのがいいでしょう。
そうすることでもう片方の言葉が、言葉ではなくただの「音」になり
催眠にかかるための手助けをしてくれるようになります。

慣れてくると、2人の言葉を部分的に抜粋しながら聴くこともできるようになります。
おそらくそうした方が催眠にはかかりやすいと私は思うのですが
これもやはり人それぞれでしょう。
皆さんのかかりやすい方法で進めればいいのではないでしょうか。



双子形式以外の作品でも考え方は同じ
前項では敢えて双子形式の作品に絞ってみましたが
この考えは1人が語り掛けてくる作品にももちろん当てはまります。

例えば「催眠巫女~憑依と浄霊~」は
除霊師さんが催眠中に様々なことを話してくれる作品で
私は最初その流れを追っていったために、催眠にかかれませんでした。
そこで改めて先のやり方で臨んだら、上手くかかれたのを覚えています。

セリフとセリフの間を置かず、矢継ぎ早に話しかけてくるタイプの作品は
セリフの内容以外にも、流れにスピード感を持たせることで
聴き手を心理的に追い込もうとする意図があります。

そういう場合は話の内容に耳を傾けるより
「何かに追い立てられている」という危機感を
心に植え付けた方がいいのかもしれません。

結局のところ私が言いたかったのは、どんな作品にせよ
「流れに身を任せた方が催眠にかかりやすい」
これに尽きます。

そのための具体的な手段の一つとして
聞き流すことの大切さを書かせていただきました。


後編に続く...

Parasite ~寄生概念~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

「Mの素養がある人を、本当のマゾ豚に変えてしまおう」
そんな「Mへの開花」が作品のテーマとなっています。

本作品はM向けであることには間違いないのですが
最初はお姉さんが主人公をあくまでノーマルとして扱い
少しずつ心を解放させ、そして後戻りができないように追い込む。
そんな順を追うような展開が持ち味です。

また、同じテーマの作品である「ヒプノスレーブ ~Mへの覚醒~」のように
力技でMに変えるのではなく、最終的な判断を主人公に委ねているなど
割とソフトな路線のため、比較的万人向けである点も特徴と言えます。



「マゾになりたい」願望を叶えるために
お姉さんにマゾ豚に変えられ、終わりのないオナニーをさせられるお話。

「歓迎するね ところで 君は今 何回目?」
お姉さんは淡々とした口調で語り掛けてくる、落ち着いた声の女性。

人の心の奥深くに潜む願望を察知することに長けており
今回は主人公の「マゾになりたい」という願望を
催眠によって叶えてあげることにします。

催眠は2つのパートに分かれており、合計すると26分間。
前半は暗示にかかりやすくするための準備運動として
深呼吸をしたり、簡単なストレッチをすることで心と体をほぐしていきます。

「ふわふわとした気持ちよさが どんどん高まっていく そんな気がする」
深呼吸に合わせて体を動かす合間にも
お姉さんは平易な言葉を使って、きちんとイメージも植え付けてくれます。

やってることは本当に単純なのですが
お姉さんの声が加わっているおかげか
私はここだけで意識がぼんやりとしてしまいました。

後半は暗示によってマゾの本性を開花させていく流れになります。

「君は本当は心の奥底では 今よりもっとひどいマゾに堕ちることを 望んでいるから」
ここではお姉さんが囁き声で話すようになり
作品タイトルの通り、彼女が頭の中に寄生しているかのように
耳元で意識の変化を促すような暗示をかけてくれます。

催眠の段階では、主人公はマゾではなく一般人として扱われるため
お姉さんが見下したりせず、普通に向き合ってくれるのがポイントです。
この部分に関しては万人向けと言えるでしょう。
もちろん、初心者が聴いても十分に催眠に入れる内容だと思います。



「絶対に射精させない」強い意志を感じる寸止め
エッチシーンはおよそ34分、こちらも2つのパートに分かれています。
プレイは寸止めオナニーのみとなります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「肉欲の虜になった 自分の姿 現実になるのは もうすぐ」
マゾになるための心の準備を完了した後は
彼女の目の前でオナニーをすることで、より完全なマゾ豚を目指すことになります。

ここで一般的なM向け作品と決定的に違うのは
彼女はあくまでマゾ豚になるための手助けをするだけで
最終的に主人公がそうなるかどうかは、彼自身に決めさせていることです。


「少しずつだけつまみ食いして すぐやめればいいだけ」
もちろん彼女の目的はわかりきってますから
焚き付けることで少しずつ前に進めようとはしてきます。

甘美な味をちょっとずつ覚えさせていき、後戻りできないように誘導していく。
そんな巧妙なやり取りをここでは聴くことができます。

「よくできました マ・ゾ・ぶ・た・くーん」
マゾ豚になることが決まった後は、彼女の態度が一気にSっぽくなり
彼女の声に従っての寸止め地獄が繰り広げられます。

ここでは本当に何度も何度も何度も何度も寸止めを行います。
寸止めとしては長めの時間が取られていますから
途中での暴発に注意しながらなんとか完遂してみてください。

このようにエッチシーンは前半ソフト、後半ハードと
メリハリのあるプレイが楽しめるのが特徴的と言えるでしょう。



こっそりと巧妙にMへと導いてくれる作品
お姉さんの巧妙な駆け引きによって、いつの間にかマゾの道へと引きずり込まれていく。
そんな流れるようなやり取りを聴くことができる、珍しい催眠音声です。

「君は救いようのないマゾ豚 気持ちわる-い 最低だね」
マゾ豚に成り下がった主人公に対して
お姉さんが言葉責めをするシーンがあるものの
言葉はともかく口調はかなりソフトなため、心が激しく傷つくことはまずありません。
ノーマル寄りの方でも聴ける作品だと思います。

催眠は至ってシンプルで、指示や暗示の内容もわかりやすく
初心者から上級者まで、誰にでも聴ける親切設計です。
このへんはいくつもの名作を生み出しているサークルさんですから
まったく問題はありません。

エッチは淫語の登場数がやや少ないことを考えると
僅かでもMの素養があった方がより楽しめるでしょう。
あと寸止めシーンでは、若干痛みを伴うことになりますのでご注意ください。
(金的ではありません。)

本作品は寸止めを完遂した方は「グッドエンド」
暴発してしまった方は「お漏らし嘲笑」という、それぞれ専用のパートが用意されています。

内容的にそこまで大きな違いはありませんが
最後の雰囲気づくりということで
結果に即したパートをどちらか選んで聴いてみてください。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:07:13(共通パート) 2:01(グッドエンド) 2:27(お漏らし嘲笑)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2016年5月21日追記
再レビューを公開しました。
http://doonroom.blog.jp/archives/60187144.html

ことね様のご褒美フェラ~ワンコインプライス~

サークル「human chair」さんの同人音声作品。

ことね様のヒーリング喘ぎボイス~ワンコインプライス~」と同様に
今回はフェラのみで構成されている作品となります。

「頑張っている男の子へのご褒美」がコンセプトの本作品は
バキュームフェラに特化しており
おちんちんを吸い上げるような音が多数収録されています。

また、敢えてフェラのペースをあまり上げないことで
相手により長く楽しんでもらいたい、という
ことねさんの心遣いが感じられるのと共に
プレイ自体にあまあまな雰囲気が醸し出されているのも特徴です。



日頃頑張っているあなたのために
ことね様がバキュームフェラをしてくれるお話。

「何かに毎日頑張って打ち込んでる人に ことねがご褒美を与えます」
ことね様は大人っぽく落ち着いた声の女性。
仕事などで疲れた心と体を癒すために
ねっとりとしたバキュームフェラでご奉仕してくれることになります。

まずはどういった作品かを理解してもらうために
最初の2分間は体験版を兼ねた作品説明をしてくれます。

本作品の一番の目的は、もちろん性欲を満たすことになりますが
それ以外にも若干の癒しを提供したいと、ことね様は考えているのかもしれません。

「オナニーだって 打ち込んでる人は輝いてます」
ことね様は世間的には頑張っていると見られない人に対しても
等しく救いの手を差し伸べてくれます。

「今このひと時だけは、すべてを忘れて彼女にすべてを預けたい」
彼女の声にはそんな安心感を覚えました。



とても丁寧で独特なフェラ
本編の時間はおよそ15分30秒。
これのほぼすべてがフェラにあてられています。
フェラのみですので効果音はありません。

「あんっ じゅりゅるるぅ んはんっ んっ」
開始1秒の時点で、ことね様は既におちんちんを咥えており
甘い吐息とちゅぱ音が聞こえ始めます。

フェラと一言で言っても色々なタイプがありますが
本作品のフェラは、相手が射精するまでおちんちんから口を離しません。
といってもあくまで音だけですから
私にはそう聞き取れたという意味で捉えてください。

ちゅぱ音はバキュームフェラを行っていることがよくわかるように
「じゅるるる」と唾液を鳴らしながらの吸い付きと
「れろれろれろれろ」と口の中で舌を使って舐めまわす動作が軸になっています。
このへんがメインで聴ける作品はかなり珍しいですね。

もちろんそれらをただ交互に行っているわけではなく
1回の動作の時間やリズムを変えたりすることで
おちんちんが刺激に慣れてしまわないように気をつけながら
少しずつ射精へと導いてくれます。
だから、聴いていて途中で飽きることはまずないでしょう。

また合間に聞こえてくる吐息は、鼻にかかったやや篭ったものになっており
肉棒を咥え続けている様子をイメージしやすくなっています。
  
フェラのペース自体は、全体を通して意外にゆっくりとしており
後半になると若干ペースアップするものの
それでも一般的な作品のフェラヨリ少し速い程度です。

確かに唾音をまき散らすような激しいフェラもいいですが
本作品のフェラはあくまでご褒美。
すぐにイってしまっては、体はともかく心が満たされません。

そんなことも考えているのか、ことね様はゆっくりと、そして丹念に舐めてくれます。
愛すら感じてしまうような彼女の責めを聴いていると
知らず知らずのうちに心と体が興奮してしまうでしょう。

このように、短時間ながらも色々な要素が凝縮された
密度の濃いフェラを楽しむことができます。



フェラだけですべてを満たしてくれる作品
ことね様の温もりを感じる作品です。

彼女は相手のことをよく考えて、本当にゆっくり優しく射精させてくれます。
射精中もより多く精液を吐き出せるように
やや間隔を開けて弱めの刺激を送り続ける
など
「満足してもらいたい」という細かい心遣いが感じられます。

射精して体を満足させた後にかける言葉も慈愛に満ちており
そこで今度は心が満たされることになるでしょう。

ちゅぱ音の構成が独特なところもいいですね。
バキュームの唾音は「ぶばっ」ではなく「しゅるるる」というやや大人しい感じで
おちんちんが口の中で、柔らかく包まれているようなイメージが沸きました。

そして価格がたったの100円。
抜群のコスパを誇る、フェラ好きはもちろん
そうでない方もかなり満足できる作品と言えます。

CV:紅月ことねさん
総時間 17:30


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

Man's Dreamさんで配布されている、無料の催眠音声作品。
代表作「メリーさんといっしょ」を初め、様々なフリーの催眠音声を作られています。

本作品はタイトルの通り、蜂蜜のビンが登場し
そこに蜂蜜が注がれていく様子をイメージする。
そんな面白い進め方をされているのが特徴です。

全体的にイメージ主導な内容なのですが
題材が誰でも知っていてる蜂蜜のおかげで、状況がわかりやすいことに加え
描写がかなり細かいなど、初心者が聴いても普通についていけるほどの
優しい設計である点も良い所です。



甘いものは心を幸せで満たしてくれる
お姉さんに蜂蜜を使った催眠で気持ちよくしてもらうお話。

「ねぇねぇ 君は甘いもの好き?」
お姉さんはちょっと鼻にかかった、甘い声の女の子。
甘いものが大好きな主人公のために
とっても甘くて素敵なプレゼントをくれるそうです。

催眠は2つのパートに分かれており、合計でおよそ25分間。
まずは多くの作品でおなじみの深呼吸を行うことになります。

「呼吸はとってもいいこと いいことをすると 気持ちいい」
ここで面白いのが、最初普通に深呼吸をさせた後
「呼吸が気持ちいい」ことをイメージさせながら、再度行わせる
ことです。

おそらく1回目と2回目の深呼吸の感覚に差を感じる方もいるでしょう。
こうやって意識することの大切さを、お姉さんは少しずつ教えてくれます。

「せっかくだからさ 今から私と一緒に 中身を注いでみようか?」
イメージに関する簡単なトレーニングを行った後
いよいよ蜂蜜のビンが登場し、そこに蜂蜜を注いでいくことになります。

本作品は対象の描写にも力が入れられており
今回使用するビンの大きさ、口の広さなどを事細かに教えてくれます。
誰が聴いても十分にイメージは可能なレベルと言えます。

「頭を空っぽにしちゃって 深い所に 沈んでいこう」
お姉さんは何度も何度も蜂蜜をビンに注ぎ、そして空にします。
それぞれに当てはまるイメージを頭の中に思い浮かべながら
繰り返し行うことで「落ちる」感覚を掴んでいきましょう。

このように、やや珍しい事をイメージさせる変わった趣向の作品ながら
イメージの対象が簡単なおかげで、比較的催眠に入りやすくなっています。



心も体もとろとろに
エッチシーンは約20分。
プレイは蜂蜜を塗りたくられる、お姉さんに舐められるとこちらも変わっています。
効果音はありません。
セルフは無しになります。

「蜂蜜の香りを意識してみて そうしたらもっと 気持ちよくなれるから」
先ほどまで蜂蜜を注いでいたビンの中へ招待された主人公は
甘い香りに包まれながら、全身を蜂蜜で包まれることになります。

本作品はエッチでも催眠が継続されており
序盤の蜂蜜を体に垂らされるシーンは、感度を強化する役割も担っています。
この流れは最後まで続くことになりますから
エッチパートでも比較的容易に催眠状態を維持できることでしょう。

プレイはカウントを交えながら進められており
カウントをわざと中断して、若干焦らしてくるなど
お姉さんがやや意地悪に振る舞ってくるようになります。

「全身で蜂蜜を味わうのって 幸せだね」
でも声と口調は最初のあまあまなままですし
様々な暗示と蜂蜜の力で、いつしか心も体も幸せで満たされていきます。
最後は彼女の声に包まれながら、絶頂を迎えることになるでしょう。

「おちんちん」など、性器を直接的に表す淫語が一切出てこなかったり
お姉さんとの接触が体を舐められるのみと、純粋なエッチの力は弱くなっています。

ただドライオーガズムを目指すように作られていますし
わかりやすいイメージを使って、ゆっくりと進めてくれるおかげで
心の中にぱぁーっと、何かが広がるような感覚を私は味わえました。



すべてが甘い作品
お姉さんの声と雰囲気、蜂蜜の匂いや味など、どれを取っても甘いです。

これだけ同じ要素が重なると、胃もたれを起こしそうにも思ってしまうのですが
お姉さんが時折呟くような囁き声に切り替えてくるなど、変化にも富んでいるため
一貫した雰囲気の中にもメリハリがあります。

催眠は蜂蜜を使う時点でユニークさが際立っています。
リアルで極端に甘いものが嫌いな方でもなければ大丈夫でしょう。
やっていることは至って単純ですから、イメージもとても簡単。
それなりの方が心が浮かび上がり、一気に落ちる感覚を味えるのではないでしょうか。
初心者が聴いても問題はありません。

エッチはこちらも蜂蜜を使うのですが
ローションプレイではなく心を責めてきます。
催眠ならではの感覚が味わえるように作られていますから
射精とは違ったタイプの気持ちいい感覚を味わってみてください。

有料でもまったく問題ないほどの高いクオリティを誇ります。
ドライに挑戦している方には是非聴いてみてほしいですね。

CV:星野ゆんさん
総時間 55:43

Man's Dream
http://mansdream.blog89.fc2.com/category6-1.html
(最初のエントリ「プロジェクト「はに~ぽっと♪ ver1.9」リリース」から落とせます)

立体音響!弟を好き過ぎるお姉ちゃんの耳かき・手コキ・添い寝

サークル「Masters Of Ero(MOE)」さんの同人音声作品。
年上のお姉さん、とりわけ人妻が登場する作品をメインに作られているサークルさんです。

本作品もその例に漏れず、お姉ちゃんは既に結婚しています。
おねショタがテーマの作品はかなり多いですが
お姉ちゃんが人妻なケースはあまり聞きません。

そして、結婚していることを聴き手に敢えて意識させることで
ちょっとした背徳感を演出しているのが特徴です。

また、お姉ちゃん役が伊ヶ崎綾香さんということで
リアルで立体感のある音もポイントと言えるでしょう。



お姉ちゃんは弟くんが大大大好き
お姉ちゃんが弟のYOUくんに、耳かきや手コキをしてあげるお話。

「YOUくん YOUくんいるー?」
お姉ちゃんは甘くて優しい声の女性。
結婚後半年ぶりに再会した可愛い弟くんのために
以前日常的にやっていた耳かきをしてあげることにします。

「お姉ちゃんYOUくんのこと ずっと考えていたんだよ」
お姉ちゃんはかなりのブラコンらしく
YOUくんのお願いは基本的にすべて受け入れてくれます。
といってもYOUくんがまだ子供だからか、そこまで過激なお願いは登場しません。
そのため、物語は終始あまあまな雰囲気に満たされています。

耳かきの時間は5分30秒とかなり短め。
左耳→右耳の順で、外から中まで道具を使い分けながらお掃除してくれます。

「じょり じょり」と綿棒を使っている割には硬めの効果音が使われており
やや刺激的であるが故に、耳をなぞられるような感覚がそこそこ伝わってきます。
耳をかく長さやスピードの違う音のパターンが5種類ほど用意されていますから
実際の耳かきにかなり近い雰囲気を味わうことができるでしょう。

「ほーんと 掃除し甲斐があるお耳だね」
耳かき中のお姉ちゃんのセリフはかなり多く
どちらかというと、耳かきの音そのものを楽しむよりは
2人の仲の良い様子を楽しむ方に力が入れられているように思われます。



今だけはYOUくんのもの
エッチシーンはおよそ14分30秒。
プレイはキスと手コキになります。

「じゃあYOUくん おててでしてあげるから お姉ちゃんの結婚指輪 外してくれる?」
プレイの前に、お姉ちゃんはこの間だけは夫ではなくYOUくんのものになるために
人妻の象徴である結婚指輪を外すようにお願いしてきます。

「あーあ 外しちゃった 弟なのに お姉ちゃんの結婚指輪 外しちゃったね」
短い時間の中で敢えてこういった儀式を取り入れているのは
聴き手にお姉ちゃんが人妻であることを強く印象付けることと
その人妻が実の弟とはいえ、一時的に他の男のモノになる。
これによってプレイに背徳感を漂わせたいのではないか、私はそう考えています。

また、本作品は効果音にかなり力が入れられており
エッチも含めて、音の発生しそうなシーンのほぼすべてで効果音が流れます。
耳かき関係はもちろん、結婚指輪を床に落としたときに鳴る金属音まであります。
音自体もかなりリアルで、全体的にクオリティは高いと言えるでしょう。

手コキをする際の効果音もかなりリアルで
扱く速さが3段階あるのに加えて
ペースが上がるにつれて「くちゅ くちゅ」といった粘液音の割合が多くなります。

そして本作品のきめ細かさを一番感じたのが
金玉を揉む時にまで効果音が用意されていることです。
玉責めに効果音を入れている作品を私は他に知りません。

「お姉ちゃんの手で そんな顔してくれるYOUくんが だーいすき」
プレイの方はお姉ちゃんがYOUくんを溺愛していることもあって
おねショタの王道とも言えるような、優しいエッチが繰り広げられます。

上でああいうことを言っておきながらアレなのですが
甘い成分が強すぎて、ちょっと背徳感は伝わってこないかなぁと。
ただプレイ中も所々で匂わせるようにはしてありますし
スパイスの役割にはなっているのかもしれません。



細部にわたる効果音が光る作品
総時間が30分を切るほどの短さであることを考慮してか
濃度を上げるために、効果音にかなり気を配っていることがよくわかります。

声や音の質も立体音響のおかげでとってもリアル。
距離感もしっかりしていますから
作品の雰囲気はとてもイメージしやすいと言えます。

物語の方はお姉ちゃんを敢えて新妻にすることで
他のおねショタ系作品との差別化を図ろうとしています。

属性を利用して若干ブラックな演出をしているものの
サークルさん自身があまあまを目指しているため、それを覆すほどの力は感じません。
だからちょっと変わった要素のあるおねショタ、といったところでしょうか。
誰にでも聴ける万人向けの作品だと思います。

作品全体を通して「サー」とノイズが入っていますが
発売時期が今から1年以上前ですと、これも仕方ないかなと。
バイノーラル録音のノイズ除去は、ごく最近になって行われ始めた感じです。

個人的には結婚指輪を外すシーンが
サークルさんのこだわりが感じられてとても印象に残りました。
お姉ちゃんが自分で外すのではなく
YOUくんに外してもらっているのが凄くいいですね。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 27:22


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

強制絶頂催眠~彼女のおもちゃ~

サークル「びおらんて」さんの催眠音声作品。
最近発売された同サークルさんの処女作になります。

催眠では久々の新規参入ということで
おそらく気になっていた方もいるのではないでしょうか。

この前のコミケでツクール製のRPGを出されていますが
音声作品はこれがまったくの初めてのようですし
色々と謎の多いサークルさんではあります。

本作品はお姉さんの人形として、命令に合わせて体を動かされてしまう
心身の支配がテーマの作品です。

途中で2か所ほどルート分岐があったり、ドライとセルフ両方での絶頂を味わえたりと
割と挑戦的な部分を見せる一方で、催眠については手堅く作られており
全体としてはかなり初心者向けの内容になっています。



カウントダウン主体の丁寧な脱力
お姉さんに催眠で人形にされ、体を操られてしまうお話。

「私に会いに来たってことは もう何するかわかってるんだよね?」
お姉さんはねっとりとした口調の女性。
「命令されてエッチな事をしたい」そんな願望を抱く主人公のために
催眠を使ってまず体の自由を奪うことにします。

催眠は3つのパートに分かれており、合計すると24分ほど。
最初はいつもの深呼吸と脱力からスタートします。

本作品は全編を通じてカウントダウンを中心に進められています。

特に脱力シーンでは、体を大きく足・手・頭の3箇所に分けて
1カウントごとにセリフを交えながら数え下ろしていく
これを10分かけて行うことから、かなり丁寧な運びと言えるでしょう。

「力が抜けていくのを感じる まるで風船に開いた小さな穴から 空気が抜けていくみたいに」
暗示も意識してそうしたのかはわかりませんが
具体的な表現を持ち出していることが多いため
まだ経験の浅い方にはわかりやすくて良いと思います。

「真っ白 もう真っ白 何もない」
体を空っぽにした後は心の支配です。
こちらもカウントダウンをしながら意識を沈めていく感じで
人によっては自然に体が動くことがあるかもしれません。

このように、かなりオーソドックスに作られています。
作品としてのオリジナリティにはやや欠けるものの
それだけに安心して聴けるため、やはり初心者向けかなと。



乳首とおちんちんの同時責め
エッチシーンは2パート12分。
プレイは言葉による絶頂とオナニーになります。

効果音はありません。
セルフは有りになります。

「今のあなたの体はとっても敏感 そこに私が 特別な刺激を与えてあげる」
心身を空っぽにされ、文字通り操り人形と化した主人公は
お姉さんの2種類の責めによって、いつもとは違った快楽を味わうことになります。

ドライはカウントアップに合わせて快感を増幅させていきます。
ちょっとしたフェイントも絡めることで
複数回の絶頂シーンが用意されているのはいいですね。
時間が4分と短いのと、カウント数がやや大きいため基本的にはこれだけです。

「すっかりいやらしくなった あなたの体に 今度は直接刺激を与えていきましょうか」
セルフは指で擦ったり、つまんでぎゅっとするなど
乳首に対する責めが登場するのが特徴です。
おちんちんをいじる際にも、乳首への刺激を命令されますから
乳首を開発済みの方にはうってつけのメニューではないでしょうか。



催眠音声としては完成度に難のある作品
催眠部分がそれなりにしっかりしている作品です。
奇抜な発想は極力排し、できるだけ催眠にかかりやすいよう
ストレートかつ丁寧に進められています。

ただ、そうであるが故に「この作品ならでは」の部分を
私には見出すことができませんでした。

カウントダウンが特徴と言われればそうなのですが
それならカウントのリズムを変えたり、止めたり、逆に進めたりと
ちょっとした変化も欲しかったかなと。

1作品目として十分なクオリティだと思います。
この先どういった方向性を見せてくれるのかに期待したいですね。

エッチはM向けのシチュながら、お姉さんの口調が終始穏やかだったり
これといった言葉責めが無いためかなりノーマル寄りです。
純粋なMにはおそらく物足りないでしょう。

CV:雨月紅羽さん
総時間 42:12(選択する音声により多少前後します)

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
ヒプノマルチボイスあたりと比べると
作品説明にある「至近距離で感じるリアルな息づかい」も残念ながら。
囁き声も特には無かったような…

だい だい だいすき。 ~ふたりで見るゆめ~

サークル「Atelier Honey*」さんの同人音声作品。

だいすき。〜可愛い妹のえっちなひみつ〜」の続編にあたる作品で
前作の販売を受けて、いただいたファンのメッセージを参考に
エッチと癒し両方に磨きをかけた作品となっています。

また、作品がエロ→非エロの順と、やや珍しい構成になっているのも特徴です。
前半で性欲をスッキリさせて、後半はゆったりとした気分で聴く。
プレイ後のケアも考えられているのは良いですね。



兄妹以上の関係になりたい
妹の依月(いつき)とエッチな事をしたり、耳かきをしてもらうお話。

「お兄ちゃん 起きてる?」
依月はあどけない声の女の子。
実の兄に兄妹以上の感情を抱いており
夜ごと彼の寝ている間に布団に潜り込んでは
すぐ近くでオナニーをする日々を送っています。

ここまでが前作のおおまかな流れで、本作品ではここから先が描かれています。
一応前作を聴いていなくても楽しめる作品ではありますが
簡単な流れだけでも知っておいた方がきっと良いでしょう。

依月はとっても甘えん坊なキャラで
兄と一緒だと本当に安心しきった様子を見せてくれます。
2人きりになると「にいに」と呼ぶのも可愛いですね。

兄は彼女を妹として見ているようですが
彼女は妹ではなく一人の女として彼と相対したい、そんな願望を持っており
心と体を紛らわすために、彼を見ながら自分を慰めているわけです。



ついに結ばれる2人
エッチシーンは「えっちなゆめパート」パートに収録されており、時間はおよそ38分。
プレイはキス、耳舐め、手コキ、フェラ、性器同士の擦り合い、SEXとなっています。

効果音は手コキシーンの一部で、それっぽい音が聞こえてきます。
それ以外のシーン、例えばSEX時のくちゃ音などはありません。

「今日は手だけじゃなくて ここも 貸してくれる?」
以前も寝ている兄の指を使ってオナニーをしていたものの
それではもう満足できなくなったのか
依月は大胆にもおちんちんに手を伸ばしていきます。

依月が寝ている兄を起こさないように気を付けていることと
彼女自身がまだ男を知らないこともあって
一歩一歩確かめるかのように、ゆっくりとしたテンポで進められています。

エッチ全体を通しての特徴は、荒い息遣いが非常にリアルなことです。

兄を起こさないために、依月は声を押し殺して彼に語り掛けます。
声が小さくなった分、興奮した時の「はぁ はぁ」という吐息が際立ち
バイノーラル録音のクオリティも相まって
まるでその温もりが伝わってくるかのような、音の熱さを感じます。

また兄が起きるまでのプレイはゆっくり、起きた後のSEXシーンは激しくと
プレイの前後半でメリハリがはっきりとしているのもポイントです。

「にいに ありがとう ずっと…こうしたかった」
依月の大胆な行為に我慢ができなくなったのか
兄は不意に起き上り、気が動転している彼女に激しいキスをします。

お互いに想いを我慢してきた分、解放された時の爆発力はすさまじく
前半とは打って変わって、貪り合うような淫らなプレイを聴くことができます。

「にいに 好き 好き 好き 好き好き好き好き好き」
依月も初体験の痛みと、願いが叶った喜びに打ち震えながら
彼の熱いものを全身で受け止めることになります。

このように、2種類のエッチを同時に楽しめるようになっています。
雰囲気自体は終始あまあまで、心の方も満たされるものを感じました。



温かくもちょっぴり切ない作品
前作で消化不良だった部分が一気に解消されてすっきりとしました。

サークルさんは2人を結びつけることをためらっていたようですが
私はストーリー的にSEXはあって当然の展開だと思ってます。
お互いが望んだ上での行為ですから
近親相姦からイメージされるような背徳感とは無縁の雰囲気です。

そして本作品はプレイ終了後に、30分程の耳かき&ピロートークがあります。
2人を縛っていたものがなくなったおかげで
本当の恋人同士のような、仲睦まじいやり取りが心を温めてくれるでしょう。

「誰かに甘えてもらいたい」「誰かを守りたい」
そんな願望を持っている方に聴いてほしい作品です。

CV:野上菜月さん
総時間 1:18:41(本編) 11:37(フリートーク)


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

腕輪~bracelet~

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。
今から3年以上前に発売された、同サークルさんの6番目の有料作品になります。

タイトルや挿し絵からもなんとなくわかるように、テーマは「奴隷化」
お姉さんの声が発する「音」そのものを強く印象付けることで
聴き手に声への依存心を強く植え付け、そこから隷属へと持っていく。
まさに催眠音声ならではの楽しさが味わえる作品です。

本作品にはお姉さんの命令で、それなりに体を動かすシーンがあります。
ある程度スペースのある場所で聴くことはもちろん
ヘッドホンやイヤホンはケーブルが長めのもの
もしくはワイヤレスを使うのがいいでしょう。



お姉さんの声を聞いているだけで幸せ
お姉様に催眠をかけられ、奴隷にされてしまうお話。

「怪しいお姉様に捕えられて おちんちんを犯される」
お姉様は落ち着いた、それでいて柔らかな声の女性。
主人公を幸せな気持ちでいっぱいにしてあげるために
まずは彼女の声に意識を向けさせようとしてきます。

催眠は2つのパートに渡っており、合計すると32分ほど。
深呼吸や脱力などの基本的なことを行いながら
「お姉様の声を聴く=気持ちいい」このイメージを徐々に植え付けていきます。

「あなたの好きなように リラックスしていってね」
基本的にはお姉様の指示に従いながら進めていくものの
行動の詳細、例えば具体的にどうやって深呼吸するかなどは
ある程度聴き手の判断に委ねられているのが特徴です。

「聞き逃してしまっても 気にしなくていいよ 余計な事は考えなくていいの」
「好きにしていい」と言われると、初心者の方は戸惑うかもしれません。
正直なところ、お姉様の声を聴いているだけで自然とリラックスできますので
あまり余計な事は考えず、彼女の声に耳を傾けてみてください。

「私の声が あなたの頭の中をゆっくりと 幸せで満たしていく」
後半はイメージ誘導がメインとなっており
よりお姉様の声無しではいられない心理状態に、聴き手を持って行ってくれます。

彼女の声を聴いていると、うとうとしてしまったり、頭がぽわぽわする方もいるでしょう。
でもそれは当たり前でとてもいいことです。
おそらく波間を漂っているような心地よさも同時に味わえるでしょうから
その幸せな感覚に浸りながら、ゆっくりと落ちていってください。

このように、かなり声に重点が置かれており
声に意識を向ければ向けるほど、より深く催眠に入ることができます。
私自身は脳味噌がとろとろになるような感覚を味わえました。

聴き手は本当に聴くだけの簡単な内容ですから
初心者が聴いても問題はありません。



依存から隷属へ
エッチシーンも2つのパートに渡っており、時間はおよそ29分間。
プレイは躾け(犬として体を動かす事、オナニー)というストレートな内容の調教です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「もっとあなたに 奴隷として生きることの喜びを刻んであげる」
お姉様の声無しでは生きていけない体にされた後は
そのことを利用した彼女に、奴隷として仕えることを迫られます。

ここではお姉様の声がご主人様らしく若干高圧的になり
人間ではなく奴隷として、屈辱的な命令の数々を受けることになります。
本当に犬のような扱いを受けることになりますから、属性は完全にM向けでしょう。

冒頭で述べた通り、エッチシーンではそれなりに体を動かすことになります。
「体を動かしたら催眠が解けちゃうんじゃない?」
中にはそう考える方もいるかもしれません。

ただ催眠が解けるかどうかは、結局のところ本人の意識次第だと思いますので
無心になってお姉様の声に従っていれば大丈夫なはずです。
そもそも催眠自体がかなり深いため、解けにくいというのもあります。

「ここはあなたの縄張りだから マーキングしておきましょうね」
メインとなるオナニーシーンは2段階に分けられており
調教においてお約束の寸止めももちろん押さえてあります。
乳首をいじる命令があるのは若干珍しいかも。

「喜びを感じなさい すべて支配されているということに」
ラストはこれまた声に焦点が当てられており
お姉様の声に溺れながら果てることになります。

カウントダウンのように、明確な射精タイミングの指示はないものの
射精が許可される時間にかなりの余裕を持たせているおかげで
時間内の射精は十分可能と言えるでしょう。



催眠の気持ちよさにどっぷりと浸かることができる作品
最初から言ってしまうと、かなりの良作です。

催眠がとてもとても強力で、被暗示性の強い方などが聴いた場合
解除音声を何度も聴かないと、しばらく素の状態に戻れないかもしれません。
それくらい深い深い催眠の世界に引きずり込まれる可能性を秘めています。

私もきっちり解除まで聴いたにも関わらず
時間が経っても、まだ意識がなんとなくぼんやりとしているような…

催眠はイメージが難しい場合
自分なりに思いつくものに置き換えても良いと言われるなど
かなり聴き手に配慮した丁寧な作りとなっています。
有料作品1本目に聴いたとしても、きっと楽しめるでしょう。

「催眠にかかるってこういうことなのか!」
そんな驚きの感覚を、比較的簡単に掴み取ることができるはずです。

エッチはどちらかというと精神面の責めを重視しており
お姉様の指示に従い、変態的な行動をさせられることへの屈辱感と
その命令を達成することによる不思議な喜びを味わうことになります。

すくりぷさんはこういう精神支配系の作品を作るのが
本当に上手だなってつくづく思いました。

射精などしなくても十分気持ちよくなれる。
そんな催眠ならではの感覚を満喫できる素晴らしい作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:05:35


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

↑このページのトップヘ